いじめ解決策
いじめ、パワハラ、セクハラに共通しているのは
「自分は悪くない症候群」が背景にあるように思います。
いじめ、パワハラ、セクハラを受ける側も、
いじめ、パワハラ、セクハラをする側も同じです。
いじめを受ければ、人生感を深めるいい機会
パワハラは自分の実力を鍛えるチャンス
セクハラは自分に隙があったから、これを直すチャンス
セクハラも上手に受ければ、綺麗になるチャンス?でもあるのです。
他方、これらをする方は、信頼がされてないのです。
おどけたつもりが、いじめとなり、
鍛えたつもりが、パワハラととられ
愛情のつもりがセクハラとなる。
もっとも大津の例は、限度を超えています。
まあ、自分の周りで生起する問題、というのはすべて
自分の責任、と考えて反省するところからしか、問題の
解決は図れません。この責任感を放棄すれば、全ては
他が悪い、となり、その理由を並べ出すのが、今の人の常。
これでは、絶対いじめの問題は解決しません。
大津のことにしても、社会問題としての解決策を探ろう
としているようですが、識者が議論して、どうなるか。
結果は「船頭多くして、舟山に登る」となることでしょう。
本質を置いたままで、上滑りをすることになります。
学校でも家庭でも、人権を教えるのではなく、
「美」と「情緒」を教えなければならない。
すなわち、君たちのしていることは、美しくないよ、
といい、情感を鍛えるためには、日本語で書かれた
文学を読ませ、日本の童謡を謳わせ、絵画を見せる、というような
ことでしか解決しないでしょうね。
いじめ解決根源は、この辺りのあるように思います。