出世術21条19,7,7(土)

「理念と経営」7月号 (株)コスモ教育出版巻末より
()は私の心情です。

第1条 正直なれ。正直というだけでも本当に徹底すれと一種の大才に匹敵する。
 (正直な人は、清清しいものである。翻って自らを問うと、どうか)

第2条 返事が第一。返事の上手な男はよく出世している。
 (返事は上手なつもりであるが、他人様から見ればどうだろう)

第3条 感情は抹殺すべし。どんなに癪に障っても感情を殺して忍耐していることである。
 (最近は歳のせいもあり、多少感情を殺すことができるようになった、とオモウ)

第4条 重役は奉るべし。度を過ごしてもいけないが世に煽てられて怒る人はいない。
 (なんせ天邪鬼で、下手糞である、今後は上手になろう)

第5条 多少の洒落気あれ。サラリーマンたるもの現在の情勢では収入に比して少々不相応な身なりをするのを普通とされている。月賦で洋服を買う所以である。サラリーマンは計算や記帳の実務を弁ずるほか、対外的に美観を添えるマネキン的意義を含んでいるのだ。
 (これは、心がけているつもりである)

第6条 お喋りである勿れ。与太や駄洒落は不平を紛らわしていると見られ、馬鹿にされる。
 (そのとおり、でも内気で無口も馬鹿にされやしないか)

第7条 規則正しくあれ。サラリーマンは事務家である。インテリゲンチャであり科学的な精神が必要だ、規則正しくてこそ本格的である。
第8条 健康第一であれ。1年365日で。無病息災で時間を守ること大切である。
 (7条と8条は心がけているつもりである)

第9条 努力の人であれ。天才など人に解るものでない。10年、20年、こちこちとやることである。
 (努力というのは、意外と難しい。努力にも効果的努力というのはあるのだろうか。
妙に肩に力が入って、殆ど結果を見ない努力ばかりをしているように思うのだが)

第10条 何事も過度である勿れ。色気がありすぎてもいけない。
 (過度、猿の○○行為。○のなかに好きな字を入れて下さい)

第11条 お辞儀が上手であれ。
 (最近上手になった)

第12条 実力主義であれ。いずれ解って貰える。
 (このとおりでありたい。専門性をおおいに磨こう)

第13条 突飛な了見を持つ勿れ。
 (つい、人の気を引こうとして突飛なことを言ってしまう、やれやれ)

第14条 小さいことも真面目くさってやれ。
 (ハイ)
第16条 上役に煽てられたら喜ぶがよい。俺は本気にしていないぞという小賢しい顔をしたら損である。
 (第4条と同工異曲)

第17条 人に借金をするなかれ。
 (ハイ)

第18条 女房はなるべく良いのを持て。
 (遅かったか。もう一度と考えるのは不遜、人生は一回こっきり)

第19条 危険思想を持つ勿れ。
 (思想は真っ当である、これだけが取り柄か)

第20条 女事務員に色目を使う勿れ。
 (沈黙)

第21条 向上心を持つべし。勇気、向上心、会社の発展を計ろうという抱負、それらがなければ屁のような人間になってしまう。
 (向上心はある)

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