零下10.7℃
昨日(23年1月16日)金剛山に登る。
朝、ネットで山頂の温度を確認すると、-10.7℃。ダイヤモンドトレールを歩くつもりが、309号線から枝道に入ると路面が部分的ではあるが氷結状態、更なる降雪の予報もあり、登山口までの車の走行には危険と判断。
車を水越トンネルの入口まで戻し、太尾コースに変更して登山を開始。このコースは、山道の傾斜が急な箇所がある。
雪が深いところでは50センチはありそう、しかもそれがパウダー状態。その雪が、靴に入ってくる。
勾配のきついところでは何回も滑った。
しかも尾根筋は風が強く、耳がヒリヒリして、その感覚が無くなるよう。
積もった雪に風が作用して風紋が入り、美しい。しばしば足を止めてつくづくと眺め入る。
またウサギの足跡が点々と続く。パウダー上の深い雪ではウサギも人道が歩きやすいと見える。
こんな自然を味わうのは久しぶり、生きていることを実感。ふつふつと喜びが湧いてくる。
8時頃から登りだして、山頂に着いたのは10時40分。
リュックから、おにぎりを出して頬張る。座るところなし、起立したまま。寒いので、殆ど噛まずに飲み込んだ。喉が詰まった。帰ってから、散髪屋に行く。その帰りがけに腰が痛みだした。雪に何度も足を取られたからだろう。
夜7時、42℃の風呂に入る。山でー10.7℃を味わったのだから、本日は寒暖差52.7℃を体験したのだ。寒さで生命が喜び、風呂で肉体が喜ぶ。