本当に危ない中国の経済

・金融危機後7870億ドル景気対策はアメリカのGDPの20分の1。
中国政府の実施した4兆元投資計画は、中国 のGDPの7分の1

・中国はすでに世界最大規模の景気対策をやってしまった。この4兆元の財政出動と新規融資の大半は固定資産投資である。

・不動産業が衰退すれば中国経済は終わりである。

・無制限な金融緩和策でインフレ再燃の恐れ。

・中小企業数は4200万社以上のうち40%が既に倒産、40%が倒産の危機に直面。

・2009年第1四半期の3月間で各銀行は4兆6000億元の莫大な新規融資をしたが、そのうち中小企業に回ったのは全体の5%。

・蟻族と恐帰族の問題あり。

 以上は石平氏が書いた「中国の経済専門家たちが語るほんとうに危ない中国経済」の抜粋です。2010年9月29日発行 株式会社海流社
蟻族や恐帰族とは何か。興味のある人は本屋さんで求めて下さい。

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