産卵と孵化

2月の中頃事務所のペット、ウーパールーパーが卵を産んだ。昨年来2匹のウーパールーパーを飼育してきたが、たまたま番(ツガイ)であったらしい。
昔冬の田圃でみかけた蛙の卵とよく似ていた。孵化したのは3月でおよそ150匹ぐらいはいたであろうか。
 手も足も出ずメダカのようでもあり、親とはほど遠い体型をしていた。頭がでかく目が上についていたのでそのところでは、ウーパールーパーのようでもあった。
 水槽はこの子ウーパールーパーに占領され、それはそれで結構可愛いものであった。
ところが、4月16日前後を境として、2匹を残し全滅したのである。
 私は餌のせいかと思っていたが、事務所の連中の観察したところ水のせいのようであった。
そしてその見解はどうやら正しかったようである。
 生き残った2匹は小さい鉢の中で、本日現在元気にしているからである。
150匹が水槽の底でうようよ蠢いていたころ、乾燥海老の粉末を与えていたのであるが、これを与えすぎたため水が腐ったのが原因のようである。
 せめてこの2匹は無事に育って欲しい。お隣のきょうちゃん、ゆうちゃん姉妹には、そのうち持ってきてあげると約束をしてしまっている。
 思い出した歌がある、「それ濁流に魚住まず、秀麗の地に健児あり」これはどこかの寮歌のフレーズである。しかし「水清ければ魚住まず」ともいう。
 ウーパールーパーの赤ちゃんで見る限り、「濁流に魚住まず」が正しかったようである。