消費税

消費税が国会を通過したのは、昭和63年の暮れ、竹下内閣のときである。当初は3%であった。その年あたりがバブルの終期で、以後景気は低迷したままである。
 この1年ほどは景気の回復が言われているが、大手企業のみで大阪の中小企業で、潤っているところは少ない。
橋本内閣になって税率が5%に増額された。当時、景気が回復してきつつあったのに、消費税5%で、また元の木阿弥となった。
数年うちには消費税の増税はかならずあるだろう。社会保険の増税もあるから、景気の回復はあまり期待しないほうが良さそうである。
 さて、今度消費税税率が仮に15%となったらどうなるだろうか。今度は経済の何割かは地下に潜るのではないか。
 消費税対策で経済が地下に潜れば、消費税だけでなく法人税も所得税も一緒に連れて地下に潜ることになる。
 最近、大手企業には過去最高の利益を更新するところが増えてきているのに、株価はそれほど上がらない。思うに、証券税制と絡んでいるからではないか。昔は株の売買益は実質非課税であった。
京都の町屋は、表の間口は狭いがその奥行きは、驚くほど長い。これは昔の税制の名残であると聞く。日本の住宅が狭いのも、社用族(今はあまり聞かないが)が増えたのも税制が絡んでいる。
一国の税制は国の文化に大きな影響を与えるということである。
逆に考えれば、税制で国の文化を正しく伸ばすこともできるはずである。
知恵者が出て欲しいとつくづく思う。
さて消費税15%となれば、どのような現象がでてくるのであろうか。現金決済が下火になりバーター取引が、流行するようになるかも知れないな。
 すなわち物々交換の昔に戻るのである。但し昔と違うところは、それはネット上で行われるということか。