豊かな日本に向けて~皇室の復権ということ

人間は「天の気」「地の気」「人の気」の三つ働きによって運命が左右されるとのことですが、生まれて生活する場所における気候、風土とそこから生じる食物の影響、及びそうした影響下で育まれた人の影響を受ける、ということでしょうね。
このことを前提として、この日本で生を受けて、日本の気候・風土の影響を受けていると言うことを、どのように考えればいいのか、ということですが、やはり感謝せざるを得ません。世界の国々で日本ほど恵まれている国は、ないように思います。
日々のニュースなどを見るにつけ、紛争や貧困に悩まされている国々の悲惨さは筆舌に尽くし難いものがあります。
ところが今の日本人の中には、多くはないにせよ、国家に恨みを持っている人がいるということです。この状況をどのように考えたらいいのでしょうか。日本のいいところは、あまり極端な自己主張をせず、相手を優しく思いやり、いざというときには助け合い、地震などの災害時は別にしても、比較的温和な気候風土にも恵まれていることです。
資源が不足している、と言う意見もありますが、日本の資源は温和な天然自然から生じる豊かな人間関係にあるので、資源が不足しているという意見に、諸手を挙げて賛同するわけには参りません。
日本人は恵まれすぎているものですから、深く物事を考えることもなく、危機を危機とし捉えない鈍感さも持ち合わせています。
また戦後においても、日本を悪くいう諸外国もあります。それらは日本と日本人に対するこの豊かさに対する嫉妬が原因だろうと思います。それほど我々は恵まれているのです。マスコミはこのような諸外国に乗せられ、あるいはルサンチマンを正義の発露と考える、少数の日本人が、限りなく我が国を貶めているという事実があります。
日本人のお人よしと、豊かな経済生活のみが人生の全てと捉える鈍感さが、これらの無礼を許してしまっているというのも事実でしょう。
最近、所功(ところいさお)先生の講義を聞く機会がありました。所先生は、皇室に崇尊の念を持っていらっしゃる先生で、私も皇室を大切にしているこの先生を尊敬致します。今の日本から皇室が消えたとしたら、日本と日本人の品格はたちどころに雲散霧消してしまいます。
日本においては唯一皇室のみが、日本を体現している、というのはあながち誇張ではありません。
私のような税理士家業の人間なども、決して綺麗で品格豊かというわけには参りません。また日本に限らず、どこの国でも時の権力者というのは、鳩山氏や菅氏もそうでしたが、薄汚いものです。
諸外国からの来賓を接遇する場合において、天皇陛下がこうした国事行為をされることに、国民の1人として、本当に誇らしいものです。
所先生は最近、マスコミを賑わしている女性宮家の創設には賛同していらっしゃる一人です。私は女性宮家を創設するのであれば、それはそれで結構ですが、私は皇族を離脱した天皇家の血を引く人の宮家の創設があってもいいのではないか、と考えています。
このことを所先生に質問させて頂いたころ、一旦皇室を離脱した人は、世俗の垢に塗れているから駄目だ、おっしゃっていました。
理由は若干違うようですが、元皇族の血を引く竹田恒泰氏も、皇族に復帰する気はない、ということを言っています。
しかし一旦宮家に復帰して、竹田恒泰氏が天皇には相応しくないにしても、竹田恒泰氏の直系(もっとも結婚をして、子孫が誕生すれば話ですが)に道を開くということがあってもいいのではないでしょうか。
今年は壬辰(みずのえたつ)年。日本の運勢も昇竜のごとく伸びて欲しいと思います。日本が世界に冠たる国家として、世界に重要な地位を占め、また民度を高めたいなら、まず皇室の復権から・・・・・・。
新年にあたり、このようなことを強く祈念しております。