慈経~お釈迦様からの伝言

生きるコツ
 人生とは何ぞや、は生涯を通じたテーマーである。毎日が楽しければ良いと考えるのであれば、何も考えずに日ごと夜ごと酒を食らうのも一方だろう。
 しかしそんな生き方をすれば、死と対峙したとき後悔するだろうな。
では仕事を一生懸命にすればよいのであろうか。仕事の目的が金儲けであれば、日ごと夜ごと酒を食らう人生と遜色あるまい。
 以下はお釈迦様の伝言である。最近出会った。

慈  経

足るを知り、摂食し、生活は簡素で、雑務少なく、諸々の感覚器官が静まり、托鉢して歩く時にむさぼることがない。
一切の生きとし生けるものは、幸福であれ。安楽であれ。平安であれ。

どんな生きものの生類であっても、おびえているものも、強いものも、ことごとく、長いものも、大きいものも、中ぐらいのものも、短いものも、極めて小さいものも、極大のものも、見られるものも、見られないものも、遠くに住んでいるものも、また近くにいるものも、既に生まれたものも、今生まれようとしているものも、一切の生きとし生けるものは、幸福であれ。

人を欺いてはならない。どこに行ってもどんな人も軽んじてはならない。
悩まそうとして、怒りの思いをいだいて、互いに他人に苦しみを与えようと望んではならない。

母が命の限りおのが子を護るように、そのように、一切の生きとし生けるものに対して、無量の慈しみの心を起こすべし。

また世界に対して無量の慈しみの心を起こすべし。上にも下にも横にも、そしてまたわけへだてなく、うらみなく、敵意なく、立っていても、歩んでいても、座っていても、横になっていても、眠っていない限りは、この慈しみの心をしっかりと持て。