相場
株式相場が絶好調である。今は南米や中近東からも日本の株を買いに来ているらしい。
ヨーロッパも、イギリスではテロがあり、フランスでは暴動が発生しているところからして、そのうちユーロは信認を失うのではないか。 だとすれば、ヨーロッパからも日本に資金が流れてくるようになるのでのではないか。
日銀は来春には日銀券の量的緩和状態を締めてくるであろう。そうして金利も上げるであろう。多分そのころになると、現在高値が続いているドルもアメリカの景気が悪化し、円に対して弱くなり、円高ドル安状態に陥るであろう。
今はドル高ゆえ円が大挙してアメリカに向かっているが、一旦円高が始ればそれも日本に帰ってくることになろう。そのときアメリカは為替差益を享受することになるから、かの国にとっても損にはなるまい。またその金も日本の安定を見越して日本にくることになる。
日本が安心となれば元だって日本に向かうかも知れない。
そうなれば中国もおいそれと日本非難はできまい。日本にとって中国の脅威も若干薄らぐことになるであろう。
それに、日本においても来春までにどこかの金融機関がペイオフを実施することになるとの噂もある。
そうなれば今まで株式に目も呉れなかった我が同朋は先を争って株式投資をやりだし、来年は1億総株屋の状態が発生しするのではないか。
日経平均は4万円突破もありうるだろう。しかしである、良いことは長くは続かない。
3年後には、中国が崩壊に向かい、アメリカの中国への横入れもあって、再び金はアメリカにながれるであろう。かくて日本人の金はアメリカが結局は遣うことになるのであろうな。
来年後半からオットリ刀で株を買い始めた皆さん、あるいは欲の皮が突っ張って、借金をし、又は信用取引で買い相場を張った皆さんは、バブルの頃土地の買い締めをやった人たちと同じく泡を喰うことになるのであろうな。
私は上記の予測のもと、現物投資をやっている。如何ですか。
この文書は、私が平成18年12月頃に読むために書きました。来年12月この文書を呼び出し自らの推理を検証するつもりです。
良識のある皆様は読み流して下さい。参考にして下さっても結構ですが、あくまでも自己責任ですよ。