面接
本日は面接日、今日一日で20名近い応募者が来てくれる予定である。その面接と筆記試験の合間をみながらこれを書いている。
簡単な筆記試験を用意した。応募者は男が多いから、あらためて就職に関しては大変な時代なのだと認識する。
しかし私も大変である。まず面接であるが、一面識で人物、能力など解ろうはずがない。
最近の若い人は詳しい職務経歴書を持参するが、これは殆ど無意味なのではないか。思いや信条に関してどの職務経歴書も似たようなことしか書いてないからである。
それに職務経歴書は履歴書の不足を担保するためのものであるが、職務経歴書があることで、質問することの楽しみが消えてしまう。職務経歴書がない人や、あってもあっさりと書いている人に返って親しみが湧く。
なければ会話も生まれるだろうし相互の理解もそれなりに得られるのではないかと思う。
またこれは会計事務所に限らず、中小企業特有の悩みかも知れないが、人を育てられない、すなわち育てていくだけの余裕がなかなか持てない。かと言って入りたてでは即戦力にはならない。また即戦力となるような人物はカラーが合わないという悩みもある。それに育ってきた人材にポスト、待遇の面で十分報えるものでもない。
言っちゃ悪いが、どうみてもこの職業に向くとは思えない人もいる。落ち着きがなく言葉に注意が足りないなど、ガサツな人である。
過去にも経験したことがあるが、20名も面接するとこいう人が必ずいるものである。
さて、今度の見合いはどのように決着するのであろうか。